パデルラケットの選び方
最初の一本で迷わないために、形・重さ・バランスの見方をまとめました。
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パデルを続けたいと思っても、最初の一本はどれを選べばいいのか迷いますよね。
形も値段もばらばらで、販売ページを見ても初心者向けかどうか分かりにくいのが実情です。
最初の一本は、ラウンド型・無理なく振れる重さ・対象レベルが書かれているモデルの3つで選べば迷いません。
予算と目的ごとの候補は、目的で選ぶからすぐに見られます。
形状の違い

ラウンド型
スイートスポットが比較的広く、操作性を重視したい初心者の候補です。
ティアドロップ型
操作性とパワーのバランスを求める人に向きます。
ダイヤモンド型
パワーを出しやすい一方、扱いには慣れが必要な傾向です。
初心者が見る3つのポイント
- 重さ:無理なく振り続けられることを優先。
- バランス:先端が重いほどパワー寄り、手元寄りほど操作性を得やすい傾向。
- 握り心地:グリップの太さや手首ストラップも実際に確認。
届いてから「合わない」を減らすコツ
同じ表記でも、振り心地はモデルごとに少しずつ違います。
コートでレンタルラケットを使ったことがあるなら、そのラケットと同じ形・近い重さを選ぶと違和感が出にくくなります。
使ったことがなくても、下の「目的で選ぶ」から自分に近い条件の1本を選べば大丈夫です。
パデルラケットの値段の目安
パデルラケットの値段は、1万円前後から5万円を超えるものまで幅があります。
楽天市場に出ている単品のパデルラケット134点を当サイトで集計すると、いちばん多いのは3万円台で、全体の約4割でした。
| 価格帯 | 楽天の出品に占める割合 | どんなラケットが多いか | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1万円未満 | 1割未満 | 雑貨店などのノーブランド品がほとんど。メーカー名の入ったラケットは見当たらない | 庭や公園で遊ぶ用 |
| 1万円台 | 約1割 | メーカーの入門モデルが出てくる | 初めての1本 |
| 2万円台 | 2割弱 | ダンロップ・ヘッド・ウィルソンなどの定番がそろう | 続けると決めた人 |
| 3万円台 | 約4割(いちばん多い) | 「上級者向け」と書かれたモデルが増える | 試合に出る人 |
| 4万円以上 | 約2割 | バボラ・ヘッドなどの上位モデル | 上級者 |
値段が上がると変わるのは、主に「対象レベル」と「選べるブランドの数」です。
初めての1本なら1万円台のメーカー品、続けると決めたら2万円台が目安になります。
1万円を切るものは雑貨として売られているラケットが多いので、コートで使うならメーカー品を選ぶと安心です。
価格帯ごとの1本は、下の目的で選ぶに並べています。
国内で買える80機種を調べて分かったこと
本記事は使用感の評価ではなく、購入前に確認できる仕様と入手性に限定しています。当ページには広告(アフィリエイトリンク)を含みますが、紹介料の有無で掲載順を変えることはしません。
国内の大手通販で確認できたパデルラケットは80機種。そのうち「初心者向け」と販売ページに明記されていたのは4機種だけでした。さらにその4機種のうち2つは4,000円台の子供用・汎用品で、大人が競技用に選べるものは実質2機種です。
店頭の表示を頼りに初心者向けを探しても、ほとんど手がかりがない、ということです。ここから先は、その80機種のうち仕様と価格を確認できたものだけを、目的別に並べます。
目的で選ぶ
条件に近い選び方へ進む
初めての一本は、価格だけでなく「続ける期間」と「必要な付属品」から選ぶと迷いにくくなります。
価格・在庫・重さ・形状・付属品は販売ページで最終確認してください。
| 目的 | 確認できた事実 | 価格帯 |
|---|---|---|
| 費用を抑えて始める | 「初心者・ジュニアモデル」と販売ページに明記。取扱店舗が最も多い部類 | 約10,000〜11,880円 |
| ラケット以外もまとめて揃える | ラケット・カバー・ボールのセット。ラケットは複数モデルから選択可 | 約20,000円 |
| 続ける前提で選ぶ | メーカーが対象レベルを公表しているモデルを選ぶ | 約21,000円〜 |
| 試合に出るようになったら | メーカーが上級者向けと公表しているモデルを選ぶ | 約30,000円〜 |
| 公式ストアで買う | 入門ラケット・公式球・バッグをメーカー公式で揃える | 715円〜13,200円 |
費用を抑えて始めるなら:DUNLOP MEGAMAX
公式仕様ではフェイス形状はラウンド、重さは360g、フレームはカーボンとグラス、コアはEVAです。販売ページに「初心者・ジュニアモデル」と明記されており、今回の調査で取扱店舗が最も多い部類でした(調査時点で4店)。国内で手に入りやすく、価格も確認できた範囲では最も低い帯です。
DUNLOP MEGAMAX を探すPR
公式仕様:ラウンド形状・360g・カーボン+グラス・EVAコア。価格・在庫・仕様は変動します。必ず販売ページでご確認ください。
ラケット以外もまとめて揃えるなら:入門セット
ラケット単体ではなく、ラケットカバー・グリップテープ・パデルボールが同梱されたセットも国内で販売されています。販売ページの表記ではラケットは12種類、カバーは8種類から選ぶ形式で、販売ページの表記では重さは340〜375gの範囲、素材はカーボンやグラスファイバーです。何を買い足せばいいか分からない段階では、抜けが出にくい選び方です。
ボール:まず1本、公式球か練習球か
コートで借りられることもありますが、続けるなら自前で持っておくと練習の予定を立てやすくなります。ダンロップは公式ストアで2種類を扱っており、「プロ・パデル」は日本パデルツアーの公式球、「チーム・パデル」は耐久性を重視した練習球と説明されています。試合の球に慣れておきたいなら前者、打つ回数を増やしたいなら後者が選びやすい構成です。
PRO PADEL(日本パデルツアー公式球)3ケ入り 858円PR
公式ストア表記:高品質・高性能の試合球(日本パデルツアー公式球)。価格・在庫は変動します。販売ページでご確認ください。
2万円台:メーカーが対象レベルを公表しているモデル
1本目で長く使う前提なら、メーカーが「どのレベル向けか」を公表しているモデルが選びやすくなります。HEAD ZEPHYR はラウンド形状・345gで、メーカーは中級者および上級者のカジュアルプレーヤー向けと説明しています。Bullpadel HACK 03 COMFORT はダイヤモンド形状で、面にグラスとカーボンを混ぜて打球感を柔らかくした仕様です。形状の違いは前半の「形状の違い」で説明したとおりで、扱いやすさを優先するならラウンド、攻撃的に振りたいならダイヤモンドが目安になります。
HEAD ZEPHYR(ラウンド形状・345g)21,300円PR
掲載例:HEAD ヘッド ZEPHYR 2023 BKPI パデルラケット バット (海外正規品) 225033/21,300円。メーカーはラウンド形状・345gと公表。価格・在庫・仕様は変動します。
Bullpadel HACK 03 COMFORT(ダイヤモンド形状)20,505円PR
掲載例:パデルラケット HACK 03 COMFORT 24ハック 03 コンフォートBullpadel ブルパデル 2024年モデル/20,505円。ダイヤモンド形状。価格・在庫・仕様は変動します。
3万円台:試合に出るようになったら「HEAD Radical Pro 2026」
楽天でいちばん出品が多いのが3万円台で、「上級者向け」と書かれたモデルが増えます。HEAD Radical Pro 2026は、メーカーが「トーナメントに出るプレーヤー向け」と説明しているモデルです(楽天市場で見る・Amazonで見る)。ティアドロップ形状・370gと重めで、面には2層のカーボンが使われています。メーカーは、この重さを扱える上級者・エキスパート向けとしています。週2回以上通い、試合にも出るようになった人の次の1本の目安です。
HEAD Radical Pro 2026(ティアドロップ形状・370g)30,500円PR
掲載例:【送料無料】 HEAD ヘッド Radical Pro 2026 パデルラケット (海外正規品) 222036/30,500円。メーカーはティアドロップ形状・370g・上級者向けと公表。価格・在庫・仕様は変動します。
予算を上げるなら:プロが実際に使うモデル
初心者だからといって安いものを選ばなければならない、ということはありません。道具を先に良いものにして長く使う考え方もあります。Babolat VIPER JUAN LEBRON 3.0 は、世界ランク上位のフアン・レブロン選手の名を冠したモデルです。ただし上級者向けの設計なので、扱いやすさより性能を優先する場合の選択肢として挙げています。
Babolat VIPER JUAN LEBRON 3.0 51,425円PR
掲載例:バイパーファンレブロン3.0 VIPER JUAN LEBRON 3.0 150187 バボラ パデルラケット/51,425円。上級者向けモデル。価格・在庫・仕様は変動します。
ラケット以外:シューズ・バッグ・グリップ
ラケットが決まったら、次はコートでの動きやすさを変える用具です。
ウェアは手持ちの運動着でも始められるので、ここではあると変わるものを優先度の高い順に挙げます。
優先度が高いのはシューズで、パデルは砂入り人工芝のコートが多く、テニスのオムニ・クレー用が流用できます。ラケットと一緒に揃える用具を順に見たい方は、パデル初心者の用具は何から買う?最初の一式はラケット1本とグリップで足りるもご覧ください。
シューズ:5,929円〜(オムニ・クレー用)PR
掲載例:ミズノ(MIZUNO) テニスシューズ ブレイクショット5 WIDE OC 61GB254127 【北海道地域 配送不可商品】/5,929円。砂入り人工芝のコート向け。サイズ・在庫は変動します。
バッグ:6,818円(ラケット3本収納)PR
掲載例:バボラ パデルバッグ コート バックパック ライト COURT BACKPACK LITE ラケット3本収納可 759023/6,818円。
グリップテープ:1,100円(3本入り)PR
掲載例:ヨネックス ウエットスーパーグリップ 3本入り YONEX AC102 硬式 軟式 テニス バドミントン/1,100円。消耗品なので複数本入りが扱いやすいです。
重さだけで選ばないほうがいい
「初心者は軽いラケット」と言われがちですが、今回確認できた範囲では逆でした。
「初心者・ジュニアモデル」と明記されたDUNLOP MEGAMAXは360gです。一方、HEAD ZEPHYRはメーカー自身が「中級者および上級者のカジュアルプレーヤー向けに設計」と説明しているモデルで、こちらは345g±5g。初心者向けと書かれた機種のほうが15g重い、という結果になりました。
重さは扱いやすさの一部でしかありません。同じ重さでも、重心が先端寄りか手元寄りかで振り抜きの感覚は変わります。数字を1つだけ見て決めず、形状とバランスを合わせて確認してください。
この記事が向かない人
- 打感の評価を読みたい人。本記事は仕様と入手性に限定しており、振り心地の感想は書いていません
- すでに自分の型が決まっている中上級者。対象レベルの表記が合わなくなります
- とにかく最安を探している人。4,000円台の製品は競技用として設計されていないことがあります
購入前に確認すること
| 確認すること | なぜ | どこで分かるか |
|---|---|---|
| 対象レベルの表記 | 名前が似ていてもモデルごとに想定レベルが違う | メーカーまたは販売ページの説明 |
| 重さと形状 | 同じシリーズでも年式で変わることがある | 販売ページの仕様欄 |
| グリップと付属品 | グリップテープやカバーの有無で総額が変わる | 販売ページの同梱内容 |
価格・在庫・仕様は変動します。並行輸入品を含め販売条件が異なる場合もあるため、購入前に必ず販売ページで最新情報をご確認ください。
出典
- 掲載機種数・価格・取扱店舗数:国内大手通販の検索結果を集計(重複を除いた80機種)
- 価格帯の割合:楽天市場で「パデルラケット」を検索した出品から、ラケット以外・ジュニア用・セット品を除き、同じ商品の重複をおおまかに除いた単品134点を集計
- 各モデルの仕様:各販売ページに掲載されたメーカー公表値
